アニポケ映画「みんなの物語」 のはなし
なんか違うなと思ったら監督が違ったんすねえ
今年のポケモン映画は普通にいい話でした、おしまい。
いやこれホントの話で…
毎年毎年、何かしらの葛藤とか強いメッセージ性とかを盛り込んでいたのが今までのポケモン映画だったんだけど、今年のにはそれがない。
もちろん文句なしでいい映画だったので、悪く言いたいつもりはなく、いつものポケモンアニメを見ている感覚でしっかりと見れるとてもいい作品だった。
しかしながら、今年の映画は今までの作品に何かしらあった「含み」が消えてるという強い感覚を覚えたので、それに言及せざるを得ないなあ、という感じだった。
この誰かに感想を伝えたい!こういうところが良かった!ここの場面でアレを思い出した!みたいなのがなく、めちゃくちゃスッキリとした余韻でエンディングを迎え、「あー良かったな」ってなっただけなのである。去年の「キミに決めた」なんて観終わってから1週間は火が燻っていてついには超絶長文で見事なキモ=オタク語りを決めたと言うのに!
そんなところでスタッフロールを見ていたら、監督がいつもの湯山監督じゃなくて矢嶋哲生さんで、この記事を書くために今調べてみたらアニメXY(&Z)の監督だった(去年「キミに決めた」でも副監督)。湯山監督はアニポケシリーズ総監督という地位にいるにはいるけど、今作「みんなの物語」だけは「アニメーションスーパーバイザー」とかいう横文字役職に着いていたので、制作に深く関わっているというわけではないということなのか?というところ。来年以降がどうなるかは不明なので、その辺の動向も見ておきたい。
来年といえば、あの最後の予告がこの映画全てを持っていったと言っても過言じゃないということも感想としてある。あれは卑怯すぎるだろオウこちとらポケモンオタクやぞ(突然のオタク早口)
来年これをやるために今回は矢嶋監督だったのかなーという気すら出てくるレベルなので、このポケモンの与える影響は計り知れないなあと思いましたハイ。